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豊かな森は豊かな海をつくる「森は海の恋人」を合言葉に、きれいな海、豊かな海を取り戻すため、漁業者自らが山に登り木を植える「漁民の森づくり活動」が全国的に展開される中、島根県においても、平成13年から浜田地区、西ノ島地区、平成15年から大社地区、大田地区において、本組合が直接実施する植樹活動が展開され、総面積66,850m2の土地に、針葉樹や広葉樹併せて14,590本の苗木を植樹しました。
この植樹活動は、植えるだけ終わりとういうものではなく、苗木が一人前となるには10年ぐらい成長を助ける育樹期間が必要とされています。今後は、小規模ながら毎年沿岸地区で実施される植樹活動と併せて、これまでの植樹地周辺の下草刈りや伐採など「育樹」を中心に展開していきます。
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島根県浜田市で「全国豊かな海づくり大会」(H15.10)が開催されたのを契機に、毎年7月の「海の日」を中心とした海浜清掃活動を実施しています。
県下の各漁村を中心に実施される海浜清掃の回収物の多くは、流木やロープ類、スチロールやハングル文字容器などの漂着物が殆んどですが、空缶やペットボトル、コンビ二弁当殻などレジャーで訪れた人による「ポイ捨てゴミ」も多く回収されています。 JFしまね組合員や職員、また県・市町村の行政水産職員、水産団体からも参加する「オール水産」の取組として続いている海浜清掃ですが、現在、地元住民や一般ボランティアの方々らも参加しながら更に活動の輪を広げ「美しく豊かな海」になることを願っています。
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JFしまねでは、森と川をつなぐ環境保全運動の一環として、生産と生活の場である川や海を公害から守るために、また、使用する一滴一滴の水から川や海に思いを馳せ、自然環境に優しい原料で作られた石けん洗剤をはじめとする各種石けんの使用普及を行っています。これからも身近なところから、自然環境と水産資源の保護への取り組みについて考えていきます。
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