漁業協同組合JFしまね
JFしまねの概要しまねの漁業しまねの魚しまねの特産品



十六島紫菜の取扱について 下ごしらえ

"良い海苔"は、濃く深みのある色をしており、ツヤの良い海苔です。"色が濃い"海苔には、沢山の色素(葉緑素・カロテノイド・紅藻素・藍藻素)が含まれています。 また味を良くするグルタミン酸(昆布のうまみ)やイノシン酸(鰹節のうまみ)などの量も多くなります。ですから、これらの中に含まれている蛋白質は上級の海苔ほど多くなります。又、ミネラルの燐やビタミンA・B・Cも上級品の方が多く含まれます。
「十六島紫菜」の特徴は、岩のり特有の磯の香りと旨み、シャキシャキとした歯応えです。これらを損なわないように調理しましょう。

ウップルイノリ


十六島紫菜の写真

のりを真水にさっとくぐらせて(のりに水分を含ませる程度)、お皿の上などに5〜10分程度おき、のりがバラバラになりやすいようにしておきます。

料理や使い方にあわせて、手でちぎったりはさみ等でちいさく切って使います

調理する際、あまり長く火を通し過ぎると、のりの香りや歯応えが失われます。

のりは、海水の塩分をそのまま含んでいます。調理する時には、のりの塩分を少し加減して味付けしてください。


十六島紫菜の調理レシピ


お吸い物(1人前)

下ごしらえ1で準備したのりを1cm角程度にちぎり、2枚位準備します。お椀に吸い物の具材を入れ、岩のりを1枚入れ味を整えます(この時、のりの塩分も計算して味を付けます)。最後に、残りののりと青味等を入れるとできあがりです。

岩のりごはん(3人前)

米2合とのり10gを準備します。のりは下ごしらえの1)の使用方法で準備します。洗ってさらしておいた米に好みに応じて、だし270cc、薄口醤油20cc、日本酒20cc、みりん10cc、小さくちぎったのりを半分位入れて、混ぜ合わせて焚き上げます。炊き上がりに残りののりを小さくちぎって釜に入れ、少し蒸らすとできあがりです。

その他の料理

お茶漬け、茶碗むし、うどん、そば、雑煮等の出来上がりに、下ごしらえのの1と2で準備したのりを上にのせたり、混ぜたりしていただくと、より一層おいしく召し上がれます。

食べられるお店

「十六島紫菜」の保存方法


のりを和紙等で包んでからラップで巻きます。次にこれらをビニール袋等に入れて冷凍保存してください。


page top

漁業協同組合JFしまね〒690-0007松江市御手船場町575TEL:0852-21-0001・FAX:0852-27-6130E-mail:hon-soumu@jf-shimane.or.jp